インタレストマッチ(興味連動型広告)とは

インタレストマッチをわかりやすく簡単に言うと

インタレストマッチは、簡単に言うと「今は検索していないけど興味がある人」への広告です。

たとえば、「ダイエットに興味があって過去にいろいろ検索をしたことがある人」

その人が全然関係のないページ、たとえば料理に関するページを見ていても、インタレストマッチでは過去の検索履歴から、そこにダイエットの広告が表示されます。すると「あ!ダイエット」と思い出してクリックされる、という仕組みです。

色々と調べても、情報が多すぎると結局決められなかったり、「あとで考えよう」と思ってそのまま忘れてしまうものです。そんなユーザーにアプローチができるのがインタレストマッチ(興味連動型広告)です。

ん?普通のYDN広告とどう違うの?と思ったかもしれませんが、YDN広告との違いについては後で説明します。

Yahoo!プロモーション広告(公式サイト)

インタレストマッチの仕組み

ユーザーが閲覧中のページの内容や、そのページへの訪問経路、過去に閲覧したページなどから、そのユーザーが持っている興味を自動的に分析し、広告主の商品やサービスに興味がありそうな人に対して、そのユーザーごとの最適な広告が掲載されます。

ここで「???」と思ったかもしれませんね。

「広告主の商品やサービスに興味がありそうな人に対して」って書いてあるけどどういうこと?「うちの商品に興味がありそうな人ってどういう基準で判断するの?」って思いますよね。

「どういう仕組みでそれができるの?」っていうのがわからないとイマイチ信用できませんね。

これは簡単で、広告文の文章からヤフーのシステムで自動的に判断されます。
広告文に含まれる単語などとユーザーの興味(システム上でユーザーごとに「○○に興味ある人リスト」のような感じで分類されているのでしょう)とを結びつけて対象者に広告を表示するということですね。

そこがわかると自ずと使い方も見えてきます。

どういう場面で使うの?普通のYDN広告との違いや使い分け方

インタレストマッチをどうやって使うのか?普通のYDN広告とインタレストマッチの違いというか「使い分け方は?」「どんな場面で使うの?」ということですが、これも簡単です。

というイメージです。

インタレストマッチではサイトリターゲティング(過去に自分のサイトに訪問したユーザーだけに配信)やサーチターゲティング(過去に検索したキーワードで指定)やプレイスメントターゲティング(広告を配信するドメイン等の指定)の設定ができず、そこはヤフーのシステムにお任せになります。

反応の良さそうなユーザーの属性がわからないときや、自分では考えつかない層までユーザー層を拡張したいときなど「ヤフーのシステムに配信先の選定任すわ!」ってときにインタレストマッチは使えます。

例えばユーザーの属性がわかっているならYDNで自分で設定したほうがいいし、それがわからないときや、既存のユーザー層以外に拡張したいときなどはインタレストマッチで配信してみてレポートから「こういう層の反応率が良い、こういう層は反応率が悪い」というのを見つけます。

そこから反応の良い層だけに配信するキャンペーンなどを新しく作っていくこともできますね。

このインタレストマッチを使うことによって、属性のわからない層への広告配信も「誰かれかまわず配信」というネット広告のメリットを完全無視した費用対効果の悪そうなスタートではなく、ヤフーのビッグデータを使って響きそうな層に配信というスタートができます。

また、広告運用に慣れていない人の場合は自分でやるよりインタレストマッチのほうが費用対効果が高かったりすることもあります。

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