2度目の検索が狙い目

「ダイエット」や「税理士」など、単体キーワードで検索したユーザーのほとんどの人は、検索結果が多すぎて満足のいく情報が得られません。

単キーワードでの検索では、いろんな目的の方が検索をするのであいまいすぎるためです。たとえばダイエットで検索をする人の目的は、以下のようなものが考えられます。

このように、たくさんの目的をもった人が同じキーワードで検索をするので、単キーワードでの検索では目的の検索結果を見つけられなかったり、検索結果の数が多すぎてわからなくなってしまうことが多いです。

2度目の検索

満足のいく検索結果が出てこないときは、キーワードを追加し、検索したい内容を絞り込んで再度検索しなおします。この2度目の検索こそが狙い目になります。つまり、複合キーワードでの検索です。

ダイエット方法を知りたいなら、「ダイエット 方法」と検索します。ダイエットのためにエステに行きたいなら「ダイエット エステ」と検索します。

単に「ダイエット」だけで検索する人よりも、この2番目の検索をする人のほうが成約率も高くなります。目的がはっきりしているので、あなたのターゲットにマッチしていれば高い確率でお客さんになってくれます。「ダイエット エステ 中央区」のように、さらに絞り込んだ検索なら、なおさら効果は高いですよね。

大量のアクセス数は不要

もちろん、「ダイエット」単体のほうが検索回数は多いでしょう。でも、ターゲットにならない関係のないクリックも増えるため、余計なコストがかかります。広告の目的はアクセスを集めることではなく、お客さんが購入してくれることなので、余計なアクセスを集める必要はありません。

Yahoo!リスティング広告は、クリックで広告費が発生するので、余計なクリックを減らし、効果の高いクリックを増やすことが効果的に運用する秘訣です。検索回数は少なくても、高い確率で購入してくれるお客さんを集めたほうが効果が高いですよね。

「1000アクセスで10人が購入」と「100アクセスで10人が購入」なら、売上は同じですよね。アクセス数は違っても最終的な効果は同じです。リスティング広告はクリックで広告費が発生するので、売上が同じならアクセスが少ないほうがより費用対効果が高まります。

ライバルが減り、広告費も安くなる

2度目の検索が有効なのは、単キーワードよりもライバルが減るため、広告費の単価も安くなることです。「ダイエット」に広告を出すなら、ダイエット方法を売りたい人、ダイエットサプリメント販売者、ダイエットのためのエステなど、同じキーワードに広告をだす競合が増えるため、広告単価も高くなります。

キーワードを絞り込むことで、競合が減り、広告単価も安くなります。さらにキーワードを絞り込むと、さらに競合が減るため広告単価がさらに安くなります。

このように広告費が安くなるけれど、それだけ絞り込んだキーワードで検索をする人は、高い確率でお客さんになりやすい優良な見込み客です。検索回数は減るけれど、ライバルが減り、広告費が安くなり、お客さんの質が良くなる。キーワードの絞込みはこのようなメリットがあります。

 

この点に注意して、ターゲットを絞ったキーワードで、入札が少なく、クリック単価が安いもの、またなるべく検索回数が多いものを探してみましょう。いいキーワードが見つかるほどリスティング広告の費用対効果は高くなっていきます。


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